#027
posted on 2021.02.09
GoogleカレンダーのカレンダーIDとAPIキーの取得方法。
GoogleカレンダーのカレンダーIDと、Google Calendar APIのAPIキーの取得・設定のメモ。
カレンダーIDの取得
- IDを取得したいカレンダーの管理権限があるGoogleアカウントにログインしてGoogleカレンダーに行く。
- 左カラム下部にあるIDを取得したいカレンダーの「Settings」を開く。
- 下部にある「Integrate calendar」の項目の「Calendar ID」がカレンダーID。
※ 「Access permissions」の項目でカレンダーの公開状態、公開範囲を設定できる。
※ 「Share with specific people」の項目で任意のGoogleアカウントやAPIのサービスアカウントとカレンダー共有の設定ができる。
APIキーの取得
- Google API Consoleへ行き「New Project」から任意の名前を付けてプロジェクトを新規作成。
- 作成したプロジェクトのダッシュボードの左カラムのメニューから「Library」をクリック。
- APIの中から「Google Calendar API」を選択して、「ENABLE」にする。
- プロジェクトのダッシュボードに戻り、左カラムのメニューから「Credentials」を選択。
- メインカラムの「CREATE CREDENTIALS」 > 「API Key」でAPIキーを作成。
- 作成したAPI Keyをクリックして、詳細ページ右上の欄にAPIキーが表示される。
そのままでは、APIキーへのアクセスに制限が無いので、「API Key」の詳細ページにある「Application restrictions」の項目でアクセス制限の設定をする。
- none : 制限無し
- HTTP referrers (web sites) : HTTPのリファラーを確認してURLで制限。
- IP addresses (web servers, cron jobs, etc.) : IPアドレスで制限。
- Android apps : アンドロイドアプリで制限。
- iOS apps : iOSアプリで制限。
「HTTP referrers」で許可するURLを指定するときは、特定のURLを指定するか、「*」(ワイルドカード)を使う。
- 「memo.ag2works.tokyo/特定のパス」 : 特定のURLのみ。
- 「ag2works.tokyo/*」 : ドメイン以下すべて。
- 「memo.ag2works.tokyo/*」 : 特定のサブドメイン以下すべて。
- 「*.ag2works.tokyo/*」: すべてのサブドメイン以下すべて。
※ プロジェクトの削除は、左上のメニューアイコン > 「IAM & Admin」 > 「Settings」 > 「SHUT DOWN」。
サービスアカウントの作成
- プロジェクトのダッシュボードに行き、左カラムのメニューから「Credentials」を選択。
- メインカラムの「CREATE CREDENTIALS」 > 「Service account」でサービスアカウントを作成。
- 作成したサービスアカウントをクリックして、詳細ページで「Email」や「Key」が確認できる。