VSCodeのショートカットとコマンドパレットまとめ。

テキストエディターのVSCode(Visual Studio Code)でよく使うショートカットとコマンドパレットのメモ。

ショートカットキー

(1) ショートカットキーの一覧を表示方法

以下のいずれかで、現在のショートカットキー割り振り一覧を表示できる。

• メニューバーの「Code」>「基本設定」>「キーボード ショートカット」。
• ウィンドウ左下の「歯車アイコン」 > 「キーボード ショートカット」。
• 「command」 + (「K」キーの後に「S」キー)。

(2) 主なショートカットキー

• 設定画面 : 「command」 + 「,」キー。
• コマンドパレット : 「shift」 + 「command」 + 「P」キー。
• 新規ファイル作成 : 「command」 + 「N」キー。
• ツリービューカラムの開閉 : 「command」 + 「B」キー。
• 行の右端で折り返しの設定のオン/オフ : 「option」 + 「Z」キー。
• ターミナル起動 : 「control」 + 「shift」 + 「^」キー。
• ダミーテキスト自動入力 : 「lorem」とタイプして入力。

(3) ショートカットキーの追加・編集

※ 「Key Bindings」に関するVSCodeの公式ドキュメント。

[ 方法 1 ]

VSCodeの画面上で直接設定する方法。

1. ショートカットキー割り振り一覧を表示する。
2. 一番上の検索ボックスに「改行」などショートカットを割り振りたい項目を入力して検索。
3. 項目の行の一番左側にある「+」(すでに割り振りがある場合は「鉛筆アイコン」)をクリック。
4. 割り振りたいショートカットキーをキーボードで実際に押す。
5. 入力された内容を確認して「return」キーで決定。(キャンセルする場合は「esc」キー。)
6. 自動的に「keybindings.json」ファイルに設定が記述されて反映される。

※ 割り振られているショートカットキーを削除したい場合、該当項目の上で右クリックメニューから「キーバインドの削除」を選択すると即削除される。

[ 方法 2 ]

「keybindings.json」ファイルに直接記述する方法。

1. ショートカットキー割り振り一覧を表示する。
2. ウィンドウ右上に表示されているアイコン(「キーボード ショートカットを開く (JSON)」)をクリック。
3. VSCode上で「keybindings.json」ファイルが開かれる。
4. 任意の設定を記述する。

※ 「起動ディスク」>「ユーザー」>「ユーザー名」>「ライブラリ」>「Application Support」>「 Code」 > 「User」 > 「keybindings.json」のファイルを直接編集しても同じ。(インストール時には生成されていない。)

「command」 + 「_」キーに「改行」を割り振る場合の記述。

[
  {
    "key": "cmd+[IntlRo]",
    "command": "workbench.action.editor.changeEOL"
  }
]

コマンドパレットの機能

(1) コマンドパレット開き方

以下のいずれかで、コマンドパレットが開く。

• メニューバーの「表示」>「コマンド パレット」。
• ウィンドウ左下の「歯車アイコン」 > 「コマンド パレット」。
• 「shift」 + 「command」 + 「P」キー。

(2) 主なコマンドパレット

コマンド名の一部を入力すると該当する候補が表示され、実行したいコマンドをクリックすると実行される。

• 「Developer: Reload Window」 : ウィンドウを再読み込み。
• 「Developer: Startup Performance」 : 起動時間のプロファイルを表示。
• 「Developer: Show Running Extensions」 : 起動時の各プラグインのロード時間を表示。
• 「Fold All」 : コード編集時にすべて折りたたみ。
• 「Unfold All」 : コード編集時にすべて展開。