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posted on 2021.05.27

Vimの基礎知識。

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Unix系OS標準のCUI(Character User Interface)エディターのVimの基礎知識と初歩的な使い方。

Vimのバージョンアップ、ファイルの開き方、ヘルプ参照、モードの概念、初期設定ファイルなど、忘れるのでメモ。

Vimは、オランダ人のプログラマーBram MoolenaarによってAmiga向けに開発され、のちにさまざまな環境へ移植された。Unix系OSではEmacsと並んで広く使用されているテキストエディター。

開発当初はオリジナルのエディターViの模倣としてVi IMitationの略だったが、バージョン2.0(1993年11月14日)以降はViを超えることを目指してVi IMprovedでVimと略称されている。

Viは環境非依存で特に設定せずに使うのが一般的だが、プログラマー向けのVimは設定を多用して各個人向けに使いやすくするのが一般的である。(Wikipedia)

 

Vimの日本語コミュニティ日本語ドキュメント

 

VIM – Vi IMproved 8.0 で確認。

 

 

基本シェルコマンド

Vimのバージョン情報の確認。

vim --version

 

HomebrewでVimをアップデート。

Homebrew(パッケージマネージャー)が必要。

brew upgrade vim

 

初心者用チュートリアルを開く。(チュートリアル Version 1.7では、全7セクション976行。)

※ 読むだけで30~40分。内容を学習しながらで数時間。

vimtutor

 

ファイルは開かずにVimを起動。

vim

 

指定したファイルを開いてVimを起動。

vim ファイルパス

 

読み取り専用でVimを起動。

※ 読み取り専用でファイルを開く場合はファイルパスを指定。

vim -R

 

Vimを起動して指定したファイルの指定した行に移動。

vim +数字 ファイルパス

 

Vimの個人設定ファイル(「.vimrc」とプラグイン)を読み込まずデフォルトの設定で起動。

vim --clean

 

Vim起動後のコマンドラインモードで使用できる補助機能。

Vimのヘルプを開く。

(ヘルプは英語なので、必要なら日本語化のプラグインを入れるか日本語ドキュメントを参照する。)

:h

※ 現在のウィンドウを上に分割してヘルプが開かれる。

※ 「:h help」でヘルプについての説明、「:h コマンド」で任意のコマンドについてのヘルプが開く。

 

Vimが読み込んでいる設定ファイルの一覧を確認。

:set runtimepath

 

Vimが読み込んでいるプラグインファイルの一覧を確認。

:scriptnames

 

Vimの各種機能の現在の設定値を確認。

:set all

 

Vim起動後のコマンドラインモードで使用できる基本機能。

任意のファイルを開く。

:e ファイルパス

 

編集内容を保存。

:w

 

編集内容を保存せずに開いているファイルを閉じる。

:q

※ 「:q!」で保存せずに強制終了。

 

 

Vimのモードの種類

Vimでは、編集操作の種類によって都度モードを切り替え、それぞれのモードの機能を使ってファイル編集を行っていく。

ノーマルモードを基本にしながら、主に下記の4モードを適宜切り替えて編集していく。

(「:h vim-modes」でモードに関する説明のヘルプ。)

 

1. ノーマルモード(Normal mode) : 基本の状態。

カーソル移動やコピー・貼付けなど編集の基本操作を行うモード。

・Vim起動時はノーマルモードで立ち上がる。(設定で変更可能。)

・他のモードのときに「esc」キーでノーマルモードに戻る。

・基本的にノーマルモード経由で他のモードへ移行する。

 

 

2. インサートモード(Insert mode) : テキストの入力。

キーボードで普通にテキストを入力するときの基本モード。

・ノーマルモード時に「i」キーなどでインサートモードへ移行。

 

 

3. ビジュアルモード(Visual mode) : テキストの範囲選択。

テキストを範囲選択してオペレーターの機能を適用するモード。

・ノーマルモード時に「v」キーなどでビジュアルモードへ移行。

 

 

4. コマンドラインモード(Command-line mode) : コマンド入力。

Vimのコマンドを入力して機能を使うモード。

・ノーマルモード時に「:」などを入力でコマンドラインモードへ移行。

・画面最下行にコマンド入力の行が表示される。

・Vim外部のシェルコマンドも使用できる。

  1. 「:」(Exコマンド)は、Vimが持つ機能を使用
  2. 「/」と「?」(検索パターン)は、開いているファイルの本文からワード検索
  3. 「!」(フィルタコマンド)は、Vim外部のシェルコマンドを使用 (「:! ls」のように外部シェルコマンドを入力)

 

 

Vimの初期設定の変更

Vimのコマンドラインモードから「:syntax on」でシンタックス機能をオンにするなど、Vimの機能設定はExコマンドで都度変更できるが、Vimを閉じると元に戻るので初期設定ファイルを作成する。

  1. Vimの文法のVim scriptで設定をまとめて記述した「.vimrc」ファイルを作成。
  2. 所定のディレクトリ(Unix系の場合「~/.vimrc」または「~/.vimr/.vimrc」)に配置。
  3. Vim起動時に「.vimrc」ファイルが読み込まれて設定内容が反映される。

Vimは、「.vimrc」ファイルを読み込むと自動的にVimの既定値を使い、無ければVi互換の既定値を使う。(=「.vimrc」ファイルがあるとExコマンド「:set nocompatible」と同じ設定になる。)

 

「:h vimrc-intro」でvimrcに関する説明、「:h vimrc」でvimrcのヘルプ。

 

※ Vim scriptではExコマンドの「:」は省いて記述、「”」がコメントアウト。

syntax on "シンタックスハイライト有効化
set number "行番号表示
set title "タイトルバーにファイル名を表示
set cursorline "カーソルがある行を強調表示

 

 

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